カセットテープ MP3コンバーター
2019年2月17日
だいぶ昔の話ですが、ウチにあったカセットテープのプレーヤーが壊れたのを機に、子どものころに録音したであろうカセットテープや、学生のころに友人から借りてダビングしたカセットテープもろもろを思い切って処分した中、とっておいたカセットテープが2つありまして。
そのカセットテープは、5・6年生(2年間)のときにお世話になった担任の先生が小学校を卒業するときにクラス全員に渡してくれたもので、中学校のブラスバンド部の先輩たちが小学校の体育館で演奏してくれたときの楽曲や、クラスのみんなでアカペラで歌った曲、一人ひとり2年間の思い出と中学に向けた抱負が語られたものが入っています。
どうにか聴く方法はないかと調べてみたら、これがあったんです。
商品名は「カセットテープ MP3コンバーター」といって見た目はカセットプレイヤーなんですが、ダビングしたいカセットテープをセット後、USBを接続して録音するとMP3に変換してくれるというもの。amazonで購入、お値段は2,799円(税込)でした。
実物を見たときは、あまりにも簡単な作りだったので(比例してお値段も安い)半信半疑でしたが、いざ変換してみると……。想像していたより音質はよく、問題なく聴くことができました。説明書に「変換するときはボリュームを最大に」とあったので、テープ独特のザーっという雑音が入ってしまうんじゃないかと危惧していましたが大丈夫でした。
どのくらいのクオリティを求めるかで満足度は違ってきますが、私は満足のいく結果となりました。数十年ぶりにiTunesで聞いてみたところ、タイムスリップしたような感覚でしたが、まったく違和感がなく当時12歳の自分に会えたようで感慨深いです。